| Q:どうしてニキビになるのでしょう? |
ニキビの原因は、子供から大人になる過程での身体の変化に密接に関連しています。身体を成熟させるホルモンにより、皮脂腺からそれまでより多くの皮脂がつくられるようになります。皮脂腺に最も大きな影響をあたえるのは、アンドロゲンという男性ホルモンです。アンドロゲンは男女ともに存在しますが、男性の方が量は多いです。
思春期になると、毛包に沿った肌の細胞はどんどん角化してゆくようになります。普通の人に比してニキビ患者さんの細胞はその傾向がより顕著で、はがれた細胞がくっつきあい、これらと多量に生産された皮脂が混ざり合い、毛包の開口部を塞いでしまいます。
同時進行で、皮脂腺は皮脂をつくり続けているので、詰まった毛包は皮脂でふくらんでゆきます。これに加えて、皮膚常在菌であるニキビ菌がふさがれた毛包内で急速に増え、その過程で炎症をひきおこす刺激物質を生じさせるのです。毛包の壁がもちこたえられなくなって破れると、周囲の肌に炎症が撒き散らされます。これがメンポーから丘疹膿包、硬結のう腫になる過程です。
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| Q:食事が原因でニキビになることはありますか? |
食べ物でニキビになるということはありません。逆に言えば、きちんとした食事を規則正しく取ったからといって、それだけではニキビは治りません。
人によっては、ある特定の食品、多くはチョコレートとか激辛スナックとかケーキとか甘ったるい、油っこい刺激物などを指して、それを食べるとニキビが悪くなると主張したりしますが、そういう人は、そういう食品を避ければよいのであって、それだけのことです。
一般的に健康な生活の一貫として、バランスのとれた、かたよらない食事はもちろん好ましいものです。
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| Q:ニキビを発症しやすい年齢を教えてください。 |
典型的なケースとしては、発症が12〜15才、最も悪化するのが17〜21才そのうち93%は25才までに治ってきますが、残り7%に関しては45才まで続きます。遺伝的要素もからんでいるのかもしれません。
上記に当てはまらず大人になって初めてニキビを発症する人もいます。男性より女性に多いようですが、これにはいくつかの理由があります。
女性は大人になるにつれホルモン変化のパターンが変わることで、ニキビを生じやすくなるのです。卵巣のう種、妊娠もまたニキビの原因となるホルモン変化をおこします。ピルのおかげで何とかおさまっていたニキビが、ピルを止めることによって発症したりもします。
化粧を始めた女性が、化粧のせいでニキビになったりする場合もあります。
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| Q:ニキビと季節の関係を教えてください。 |
夏に、あるいは熱帯地方へ旅行するとニキビの増悪を経験することがあります。
過度の発汗で毛穴のサイズがせばまってしまうのも一因かと考えられます。発汗状態が続くことは、皮脂の流れる出口をせばめることプラス汗の毛包上部への刺激により更にニキビができてしまうという事態になるのでしょう。
CO2上昇、ヒートアイランド現象が取り沙汰される今日、ニキビ治療を心がける人にとって、職業はもちろん趣味を選ぶにあたっても、連続発汗を促す種類のものは避けるべきでしょう。
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| Q:不潔にしているとニキビになるんでしょうか? |
そんなことはありません。皮膚表面の汚れや脂だけでは、ニキビはできません。
洗顔の回数をいたずらに増やしたり、激しく洗いすぎたりすると、かえってニキビは、悪化します。
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| Q:油っこいものが好きです。こってりしたものを食べ過ぎて、ニキビになったんでしょうか? |
そういうわけではありません。食事とニキビの相関は証明されていません。チョコレートもナッツも、関係ありません。
もちろん、経験上、ある食べ物を食べて必ずニキビが悪くなるというのであれば、それは食べないでください。原則として、ニキビに食事療法はありません。
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| Q:一日何回も洗顔しているのに何故まだニキビができるのでしょうか? |
洗顔だけでは、ニキビの予防、治療にはなりません。
一日二回きちんと洗顔することは必要ですが。(化粧は当然おとすことです。)
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| Q: ストレスでニキビになったんでしょうか? |
よくニキビ悪化はストレスのせいと言われますが、むしろニキビがストレスの元と言ってよい場合が多いかもしれません。
ストレスだけではニキビになりません。正しいニキビ治療をすれば、ストレスを減らすことになります。
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